ボカロで歌モノ作詞作曲に挑戦するにあたって。

歌モノにつきものなのが、「歌詞」。

作詞って、僕はやった事あまり無いから、仮詞を作るつもりで気楽にやろうと。

まぁ、実際コンペとかに出す曲は、仮歌サンに歌ってもらうにしても仮詞があった方がより伝わり易いから良いって、心の師匠「伊藤涼」さんが仰ってました。ので、その通りに習ってやってみましょう。

ちなみに、僕が作曲家を目指してすぐ買って読んだ本は、次の3冊です。

●1.「職業作曲家への道」監修 山口哲一

●2.「作詞力」伊藤涼 著

●3.「思い通りに作詞が出来る本」田口俊 著


1.の本は、職業作曲家として守るべきルールや、業界の常識、プロの作曲家としてのマインドセットの他、普段の生活やこれまでの常識では理解できない予備知識的な事を、各分野のプロフェッショナルな方の具体的なアドバイスを読むことができると言う、かなり実用的な内容です。


2. は、作詞家として仕事するんなら、キッチリ覚悟決めろや! というごもっともなお話。それを実例踏まえて臨場感たっぷりに伝えてくれました。


実際、音楽で飯を食っていくって、簡単ではないです。

何度も挫折し、選ばれない事を経験し、くじけそうになり。

生活も、作曲する時間や理論を学ぶ時間、お金が必要になるから時にはバイトで食いつないだりもしてます。


そんな状況ですから、生半可な気持ちで目指すと、絶対にあきらめることになります。

あきらめたら、そこで終わりです。試合終了です。


今、先人達が色んな苦難を乗り越え、時には自分の勘違いスイッチが目一杯押されて「俺、イエス!!」と信じきって、でも謙虚にアドバイスはちゃんと聞いて。って言う事を地道にやってきたから、今の彼らがあるんだと思ってます。


もし、この記事を読んでいる、作曲家、作詞家志望の方がいらっしゃったら、コレだけは肝に銘じて下さい。相当の覚悟が必要です。



大分脱線したな。

で、この習作。一週間(→業務都合で、実質稼働する日にちが7日前後、という意味です)で一曲仕上げるくらいのペースでやってみます。


●第1日目:

コンセプト立てて、アレンジのリファレンス曲探し、またはアレンジの方向性を固める→曲の構成(2部形式、3部形式、サビイントロ、等)を決め、各セクションごとに詞の大まかな方向性と、アレンジの具体的な内容を組み立てる。


●第2日目:

作曲(メロディメイク、またはコード進行組み立て。先メロかコード先行かはその時々で)〜ハーモナイズ(コード付け)、コード先行の場合はメロディメイク。


●第3日目:

メロ+コードをピアノで弾きながら、マッチするテンポを探る。(※テンポ感はコンセプトを立てた時点である程度あたりを付ける。ここでは出来た曲に対して微調整、軌道修正の意味合い)→何度も聴いてコードやメロディの微調整


●第4日目:

各セクションごとの方向性に沿ってアレンジ(リズム隊から着手)


●第5日目:

アレンジ修正


●第6日目:

作詞→ボカロ打込み→調声(調教)


●第7日目:

調声(調教)→ミックス,マスタリング


ん〜、こんな感じかなぁ。

上限目標としては、「コンセプトにマッチした詞、曲の完成」。アレンジは、世界観にマッチした、販売できるクォリティの音源の完成。

下限目標としては、「コンセプトにマッチした詞、曲を、仮歌+デモ音源品質で完成させる」。

おそらく、作詞とボカロの調教に時間がかかりそうなので、そこに時間を充てられる様、他の工程を素早く仕上げる事が目標となりそうです。


ちなみに、ボカロの調教レベルは、「上限目標:神無月Pさん、Mitchie_Mさん」。

もう、このお二方は神ですな。人が歌ってるんでしょ? って思う位、ブレスやしゃくり、ヴィブラート、滑舌のキレとかが半端無く超自然!!

ご存知ない方は、こちらでどうぞ。マジでぶっ飛びます。

神無月Pさん【歌わせてみた】Sachikoで「daze」【Lyrics Ver.】

Mitchie_Mさん 【初音ミクが人間のように歌う】イージーデンス【ラップもする】

さぁーて、やるか。


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